ユニクロ新宿本店あす開店…国内4番目のグローバル旗艦店、欧米でデザインの服など訪日客需要に対応
カジュアル衣料品店ユニクロは25日、東京・新宿に「ユニクロ新宿本店」を開く。国内4番目のグローバル旗艦店という位置づけで、訪日客需要に対応する。 【写真】五輪ユニホーム、スウェーデンはユニクロ
新宿本店は2022年まで営業していた「ビックロ」の跡地に開業する。1~3階のフロアで男女、子供、乳幼児用を扱う。日本では取り扱っていなかった欧米の拠点でデザインされた服や、新宿にゆかりのある「日清食品」や「新宿高野」などの企業とコラボしたTシャツも販売する。
ユニクロは新宿エリアにはすでに4店舗を展開しているが、訪日客を中心に客が増えているという。グローバル旗艦店はブランドを広める役割を担い、国内には現在、東京に2店舗、大阪に1店舗ある。
親会社のファーストリテイリングは今月発表した24年8月期連結決算で、売上高にあたる売上収益が初めて3兆円を突破した。将来的には10兆円を目指している。遠藤真広グループ執行役員は23日、ユニクロ新宿本店で記者会見し、「世界中のユニクロの『本店』となるよう、世界一の売り上げを誇る店舗にしたい」と意気込んだ。