チェーン店の最強「親子丼」対決! 『なか卯』と『から好し』の親子丼はどっちが旨いのか食べ比べてみた
●突然ですがクイズです。冒頭の写真の2つの親子丼は、どちらが『なか卯』のものでしょう?
答えは右でした。ちょっとオレンジがかった卵とじが、『なか卯』の親子丼の特徴です。そして左はファミレスのすかいらーくグループが手掛けるから揚げ専門店『から好し』の親子丼。値段は同じ450円です。 【画像】から揚げ専門『から好し』の外観
実は最近、初めて『から好し』の親子丼を食べる機会があり、これが想像以上に美味しくて驚きました。でも親子丼の美味しいチェーン店といえば、やっぱり『なか卯』。筆者も大好きですが、両者の親子丼、どうも方向性が違う気がしたのです。そこで今回、立て続けに食べ比べて、その違いを確かめてみることにしました。
肉の旨味を味わう『から好し』の親子丼
まずは『から好し』の「親子丼」(450円)から。 卵とじの色は、いわゆる卵の黄色味が強く、とじ方は、硬めにとじてある部分と、緩い部分が共存するタイプです。 そして印象的深いのが、鶏肉1個1個がかなり大きいこと。『から好し』は、から揚げも一般的なからあげより大きいですが、この親子丼の鶏肉も一般的な親子丼の鶏肉の1.5倍はありそうです。その大きな鶏肉が7個も入っています。
卵の量もかなり多めです。そこにこれまた大ぶりな玉ネギも入っていて、通常の親子丼よりも卵とじ部分の量が多い感じがします。 実際に食べてみると、鶏肉はプリップリ。やわらかくて肉々しい食感です。卵とじの玉ねぎは大きめでクタクタっと煮込まれており、甘くて醤油感が強めのお出汁がシミシミ。 食後の感想としては、『から好し』の親子丼は、肉の量が多いためおかず感が強く、かなりボリューミー。さすが鶏肉をメインで扱うからあげ専門店の親子丼という印象です。 ちなみに『から好し』は、親子丼にバリエーションがあって、あんかけの「天津親子丼」やネギと辛味が効いた「ねぎシビラ―親子丼」など、好みの味が選べるようになっているのも特徴的です。 では、『なか卯』の「親子丼」とはどう違うのか? 次はおなじみの『なか卯』の親子丼を改めて食べてみます。