4連覇困難な状況もオリックス期待の高卒ルーキーたちが順調に成長中! 【12球団ルーキー診断】
プロ野球も後半戦。球団ごとのルーキーの成績を振り返ってみたい。 昨年まで3連覇も今季は5位に苦しんでいるオリックスのルーキーは支配下で7名、育成で5名と合計12名いる。野手ではドラフト1位の横山 聖哉内野手(上田西出身)が、唯一デビューを果たした。 【動画】享栄・東松快征に密着!見ごたえ満点の迫力ブルペン投球! 横山は5月24日に一軍登録されると同日の試合に「8番・サード」でスタメン出場。2打席目にプロ初安打を放った。1週間で登録を抹消されたが、合計4試合の出場で打率.154(13-2)の成績を残している。その後は二軍で試合に出場しており、68試合の出場で打率.215(249-57)、1本、16打点の成績だ。再び一軍昇格となるか注目が集まる。 ドラフト5位の髙島 泰都投手(滝川西→明治大準硬式→王子)と6位の古田島 成龍投手(取手松陽→中央学院大→日本通運)の2人が一軍のマウンドに登った。 とくに古田島はデビューから22試合連続無失点のルーキー記録を達成するなど、中継ぎとして奮闘。ここまで37試合の登板で1勝0敗、18ホールド、防御率0.79と結果を残している。一方の髙島は18試合(6先発)に登板。ショートスターター的な役割や中継ぎでもロングリリーフを任されるなど起用法は多岐にわたる。そのなかで1勝1敗、4ホールド、防御率3.98の成績を残している。8月から出番が増え、8月8日にはプロ初勝利を上げた ドラフト2位の河内 康介投手(聖カタリナ学園)、同3位の東松 快征投手(享栄)、同4位の堀 柊那捕手(報徳学園)、同7位の権田 琉成投手(上田西→明星大→TDK)は二軍で汗を流している。河内は9試合で防御率1.50と先発投手として順調に経験を積んでおり、大卒社会人出身の権田は27試合(37回)で防御率2.19と結果を残しており、後半戦での一軍昇格に期待がかかってくる。