もはやサンドバッグ状態!外交で惨敗した石破総理に待ち受ける「東京都連裏ガネ疑惑」
自民党都連の「裏金疑惑」
苦しい状況が続きそうだが、石破総理もなんとか得点を稼ごうと裏金問題の「けじめ」をつけるとして、政策活動費の廃止や政治資金を監視する第三者機関の創設などをはじめとした政治改革に取り組む姿勢を見せる。 しかし、こうした対応もピントがズレていると不評を買っている。その一つが裏金相当額の2倍(約14億円)を東日本大震災や能登半島地震の復旧・復興のために党から寄付するという方針だ。 東京大学先端科学技術研究センター教授で政治学者の牧原出氏が語る。 「こんな寄付を自分たちで決めてしまうのはお手盛りになるだけです。党の外にきちんと第三者機関を作り、その勧告を受けて対応すればいい。それをしないで小手先の対応ばかりしていれば、世論からは逃げているように見られてしまいます」 また裏金議員に国会の政治倫理審査会に出席するよう促しているが、党内からは反発の声が上がっている。 「何十人もの対象者がいるので、年明けから毎週のように政倫審を開いていくことになる。すると、いつまで経っても『政治とカネ』の話が終わらない。これでは来夏に控える都議選や参院選はとてもじゃないが戦えない」(旧安倍派中堅議員) 党内からは突き上げられ、世界の首脳からは相手にされず、石破総理は孤独を深めているという。自民党のさる閣僚経験者が語る。 「唯一信頼できるのは、同じ地元・鳥取で経済再生担当大臣を務める赤澤亮正のみ。石破さんは首相官邸に赤澤専用の部屋を設置しているほど。首相動静には載らないが、赤澤さんはしょっちゅう石破さんに呼び出され、愚痴を聞かされている」 過度のストレスから石破総理の身体にも異変が起こっているという。 「睡眠時無呼吸症候群が悪化し、2度も病院にかかったそうだ」(前同) 11日の首相指名選挙中に石破総理がうたた寝する様子が中継され、大きな非難を浴びた。これは睡眠時無呼吸症候群が原因だったようだ。 早くも絶体絶命の石破総理だが、今後さらなる悪夢が待ち受けているという。それが自民党東京都連の「裏金疑惑」だ。 後編記事『自民党「第二の裏金事件」が暴発寸前…!極度のストレスで石破総理の身体に起きた異変』へ続く。 「週刊現代」2024年11月30日号より
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