孤独・孤立連携PFを設置「つながり生まれる社会目指したい」大阪・吉村知事会見11月10日(全文)※冒頭発言のみ
ヤングケアラーの支援シンポジウムを開催
申し込みですけれども、パソコンやスマホで申し込めますので、大阪府の行政オンラインシステムから申し込めます。こちらのほうに申し込んでいただければと思います。社会で対応すべき孤独・孤立の支援について、ぜひ理解を深めていただいて、そしてつながりが生まれる社会を目指していきたいというふうに思いますので。どなたでも参加可能です。ぜひ、ご参加をいただければと思います。 2つ目です。ヤングケアラーの支援シンポジウムの開催についてです。大阪府においては、本年度から令和6年度までの3年間を集中取組期間として、ヤングケアラーの支援の充実に取り組んでいます。その中で、やはり認知がまだまだ広がってないというところもあります。一定、広がってきてますけれども。ヤングケアラーというのは家庭内のこと、それから本人が自覚しないまま、支援が必要であっても、なかなか本人が自覚してませんから、表面化しにくいということもあると。今回、その理解をぜひ広めていこうと。周囲も本人も理解を広げていこうと。そして、それによって気付きがあり、支援につながるというふうに考えてます。そういったシンポジウムを開催いたします。子供、若者が家族の世話のために自分の可能性をもう諦めることがないように、このヤングケアラーの支援、社会の実現を目指していこうということです。
女性への暴力をなくすための啓発活動を実施
来年の1月15日に行います。ここでも基調講演ということで、大阪歯科大学の教授の濱島先生に講演をいただきます。「ヤングケアラーの実態と必要な支援」について濱島先生に、教授に講演をいただきます。また、そこでは実際ヤングケアラーであった、元ヤングケアラーの皆さんに語っていただく内容もあります。そして、活動報告として地域での連携支援を考えるということで、行政や民間支援団体の活動報告もやります。また、同年代ということで、応援パフォーマンスも実施します。府立の大手前高校の書道部、そして夕陽丘高校の合唱部の皆さんに応援のパフォーマンスも当日していただきます。ご協力ありがとうございます。 申し込みは12月12日までです。ウェブやはがき、ファクシミリ等から申し込みを受け付けております。「ヤングケアラー 大阪発、寄り添い・支援を考えるシンポジウム」を1月15日に開催いたしますので、ぜひ、ご参加をいただければと思います。 女性に対する暴力をなくす運動についてです。11月12日から11月25日の間、DVをはじめとして、性犯罪、性暴力、ストーカー行為、セクハラ、女性の人権を侵害する暴力をなくすための啓発活動を府内各地で実施します。まず、パープルライトアップということで、11月12日から運動期間中、それぞれ天保山の観覧車だったり、ドーンセンターであったり、さまざまなところでパープルにライトアップをして、この啓発をしてまいります。また、ご協力をいただきます。 そして11月22日には府民向けセミナーということで、「女性に対する暴力をなくすために、男性とともに取り組む」ということで、多賀関西大学教授に講演をしていただきます。女性に対する暴力をなくすために、男性が何をできるのかという基調講演をしていただきます。第2部はトークセッションになります。11月22日に開催いたしますので、ぜひ、多くの皆さんに申し込みをいただけたらと思います。 こちらにポスターもありまして、ガンバ大阪さんにもご協力もいただいています。それから、「話すことで、力をもらえる場所がある。」ということで、どんどん悩みがあればこちらに相談してくださいという連絡先のポスターも掲示、作って広げているところです。DVの相談については♯8008、「はれれば」と。このDVの相談の連絡先、こちらもありますので、ぜひ、こちらにご相談を。また、性犯罪、性暴力の相談は♯8891、「はやくワンストップ」というこの番号も設置をしておりますので、性犯罪や性暴力で悩んでおられる方は1人で悩まずにこちらのほうに相談をいただければと思います。