餅が虫歯の原因に? 食べるときの注意点や適切なケア方法とは 歯科医師に聞いた
歯に詰め物があるときはどうする?
歯に詰め物が入っている場合、餅がくっついて詰め物が取れてしまう可能性があります。詰め物が取れてしまうと、歯がしみるようになったり、詰め物があった穴の開いたところに細菌が入ったりして、虫歯が進行してしまうこともあります。そうならないために、餅を食べる際は、なるべく詰め物を入れていないほうの歯で噛むようにしましょう。 もし詰め物が取れてしまっても、自分で詰め物を歯に戻したり、日用品に使うような接着剤でくっつけたりするのは避けてください。取れたままの状態で、できるだけ早めに歯科クリニックを受診しましょう。
飲食時間を決めるなどメリハリをつけよう
餅だけでなく、お正月シーズンは、おせち料理やお菓子を食べたり、お酒や甘い飲み物を飲んだり、普段と異なる飲食パターンになる人が多いでしょう。虫歯の原因は、甘いものだけではありません。長時間、飲食を続けていると口の中が常に酸性になるため、虫歯のリスクが高まってしまいます。 虫歯にならないようにするため、飲食の時間をある程度決めたり、途中で歯磨きをしたりするなど、メリハリをつける対策を取ると良いでしょう。
Hint-Pot編集部