全米メディアも大谷翔平メジャー初の本盗成功に衝撃…「彼にフィールドでできないことは何もない」
同サイトの調べによると、エンゼルスのホームスチール成功は、2018年8月7日にフランシスコ・アルシアが成功させて以来のことで、同一シーズンに勝利&ホームスチールを成功させた選手としては、2001年のダレン・ドライフォート(ドジャース)以来になるという。またエンゼルスのジョー・マドン監督は、「大谷は良いスタートを切ったと思う。遊撃手にとってホームに投げ戻すのは難しいプレーとなる。あれがうまくいった理由は、ショウヘイの三塁からのスタートがよかったからだ」と絶賛。さらに、そのスピードと同様にタッチを逃れたスライディング技術を高く評価したという。 CBSスポーツは「見よ!エンゼルスの二刀流スター、大谷がホームスチール」との見出しをとり、「エンゼルスのスーパースターでMVP最有力候補の大谷にとっての2021年シーズンは、『彼が野球でできないことはあるか?』との質問に強く『No』と答えるものとなっている。ヤンキース戦の5回に彼が成功したホームスチールを見た後に、我々は、もう一つの偉業をリストに加えることができた」と称賛した。 記事は「これは単独のホームスチールではなく、一、三塁からの(ダブルスチール)プレーだった。リトルリーグでは、走者が一、三塁にいるときは毎回、試みられている」と紹介。 「ただ野球のレベルが上がるほど、三塁から走者を引き出すことは難しくなる。メジャーでこのようなプレーで得点した大谷は、信じられないほど素晴らしい」と称賛コメントを続けた。 さらに大谷の今シーズンの投打にわたる成績について触れ、「およそ100年にわたり、1人の選手が1シーズンで、このすべてをやることは不可能と見られていたが、彼は、今それを実行している。適した一文にすれば、“野球界最高の強打者がオ、ールスター能力の投手で、今回ホームスチールもした。驚くべきことだよね?”ということになる」という表現で記事を締めくくっている。