【ビルボード】Creepy Nuts「オトノケ」グローバル・ジャパン・ソングス2025年初週も首位獲得 グローバルでも紅白効果?
世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はCreepy Nuts「オトノケ」が首位を獲得した(集計期間:2024年12月27日~2025年1月2日)。 「オトノケ」は、TVアニメ『ダンダダン』のオープニング・テーマに起用されていた楽曲。当週のビデオとオーディオを合算したストリーミング数は779万回で、13週連続で首位をキープしている。 12月26日、27日にアジアツアーの香港公演を開催したYOASOBIは、「アイドル」が前週5位から4位にワンランクアップ。松原みき「真夜中のドア~stay with me」は、前週比105%を記録し、前週10位から8位に順位を上げた。また、TVアニメ『呪術廻戦』のオープニング・テーマに起用されていたEve「廻廻奇譚」が、前週18位から14位に上昇。昨年末には、同アニメの原作漫画の最終巻が発売された。 さらに今週は、Vaundy「踊り子」、tuki.「晩餐歌」、藤井 風「満ちてゆく」など、『第75回NHK紅白歌合戦』で披露された楽曲がストリーミング数を伸ばした。それぞれのパフォーマンス映像が、NHKの公式YouTubeチャンネルにて公開されていたことが要因と考えられる。なかでもtuki.「晩餐歌」は、ビデオのストリーミング数が前週比131%を記録した。 ◎Global Japan Songs Excl. Japan トップ10 1位「オトノケ」Creepy Nuts 2位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts 3位「It's Going Down Now」Lotus Juice / 高橋あず美 4位「アイドル」YOASOBI 5位「死ぬのがいいわ」藤井 風 6位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ 7位「NIGHT DANCER」imase 8位「真夜中のドア~stay with me」松原みき 9位「KICK BACK」米津玄師 10位「夜に駆ける」YOASOBI 〈Global Japan Songs Excl. Japan〉 日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く(excluding)世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。 〈Japan Songs(国/地域別チャート)〉 日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国・地域独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ、台湾、ドイツで、順次追加予定。
【関連記事】
- 【ビルボード】Creepy Nuts「オトノケ」グローバル・ジャパン・ソングス12連覇 坂本龍一「Merry Christmas Mr.Lawrence」が浮上
- 【ビルボード】2025年初週もCreepy Nuts「オトノケ」が7つの国と地域で首位
- <インタビュー>売れても売れなくても、とにかく歌い続けたい――突如現れた15歳のシンガー・ソングライター、tuki.は未来に何を想う?
- <コラム>藤井 風と“Feelin' Good”な時間をもう一度……LIVE Blu-ray&CDの注目ポイントを紹介
- 【ビルボード】年末年始のHot100を制したのはMrs. GREEN APPLE「ライラック」、B'z「ultra soul」、「LOVE PHANTOM」もチャートイン