人気ジュエリーデザイナーが「特別」「武装のアイテム」と感じる宝石とは。「ジュエリーを身につける」という行為そのものが、キレイを加速させる
さまざまな美容広告やSNSの普及によって「自分の容姿に自信がない」「おしゃれな人のマネをしても、なぜかしっくりこない」といった悩みを抱える人が増えています。そのようななか、ジュエリーデザイナーのMIZUKIさんは「『自分なりのキレイ』を体現している人は『美学』と『センス』を持っている」と語っています。そこで今回は、MIZUKIさんの著書『センスのいい人だけが知っている「自分なりのキレイ」のつくりかた』から、一部を抜粋してご紹介します。 【書影】SNSで話題のジュエリーデザイナーが教える、最短で自分史上最高の自分になる方法。MIZUKI『センスのいい人だけが知っている「自分なりのキレイ」のつくりかた』 * * * * * * * ◆ジュエリーで手を抜かない自分になる 私はジュエリーデザイナーという仕事をしているので、手前味噌に感じられるかもしれませんが、日々ジュエリーに触れる中で、ジュエリーを身につけるという行為そのものがキレイを加速させると確信しています。 というのも、装飾品の中でジュエリーは唯一「別になくても良いもの」なのです。 服は着なければいけないし、バッグもないと不便です。 靴も履かないと外を歩けません。 ジュエリーはどうかというと、なくてもなんら困ることがないのです。 あったほうが良い場面はあっても、ないからといってドン引きもされません。 ですが、もし身につけるのであれば、手抜きは許されないのがジュエリーです。 寝起きのままのボサボサ髪や、すっぴんにボロボロ着で素敵なハイブランドのジュエリーを身につけると、どうにも違和感があって見えます。 何十万とする貴金属や宝石を身につけるのであれば、それ以外の要素が相応しい自分でないと似合わないのです。
◆日々の習慣で洗練されていく 基本的に、18金やダイヤモンドといった高級ジュエリーを身につける習慣がある人に、身だしなみが雑な人はいません。 海外のスナップを見ても、何歳でも、ジュエリーを身につけている人は決まって洋服も髪型も自分なりに整えています。 身だしなみをきちんと整えて外に出るということが当たり前になっているのです。 何年もそういった習慣でいると、当然ながら必然的にヘアメイクの技術は上がりますし、こだわった分だけ着る服も徐々に洗練されていきます。 これを実感したのが、新卒から4年半勤めたジュエリーブランドの会社です。 自分自身を含め、入社時は洗練されておらず、どこか芋っぽさが残るスタッフも、自分のためにジュエリーを購入し、日々きちんとした身だしなみにすることで、1年後には見違えるほど美しくなります。当時の職場は、そんなキラキラした自分らしい美しさを放つ女性ばかりでした。
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