「めざすは頂点」福知山署課長・冨永健太さん、全日本O-40サッカー大会出場
福知山警察署警備課長の冨永健太さん(43)が所属する社会人サッカーチームが、40歳以上が対象の「JFA第12回全日本O-40サッカー大会」に出場する。9月に大阪であった関西大会で2位となり、予選を突破。11月2~4日に静岡県藤枝市で開かれる強豪ひしめく全国大会での優勝をめざす。 冨永さんが所属するのは京都市伏見区を拠点に活動する「京都ファミリーFC40」で、チームは3年前に冨永さんが知り合いなどに声を掛けて立ち上げた。 関西予選は9月22、29日に大阪府堺市であり、チームは順調に勝ち進んだが、決勝は滋賀県代表のチームに1-2で敗れた。それまで、けがの影響で調整中だった冨永さんも決勝戦に出場。守備の要、センターバックとしてプレーしたが、「自分のプレーが失点につながってしまい、とても悔しい思いをした。この借りは必ず全国で返す」と意気込む。 激励会が24日に福知山市役所であり、渡邊尚生副市長が「市内から府の代表として全国大会に出場されることはうれしく思います。活躍して福知山のサッカー熱を盛り上げてほしい」とエールを送った。 冨永さんは「学生時代からずっと全国の頂点をめざしていて、優勝への思いは人一倍強いです。全国でも勝てるチームだと思うので、積年の思いを実現したい」と話していた。