“あごラインボブ”のヘアスタイルガイド。リッチな毛先と軽やかさが魅力!
フレンチガール風ボブがシックで控えめな雰囲気と豊かな質感をもたらすのに対し、あごラインのボブは、なめらかでクリーンなラインを好む人にぴったりのスタイル。ジェーン・バーキンカットよりも短く、洗練された大人の雰囲気を持ちながら、マイクロボブよりもこなしやすく、メンテナンスも簡単だ。 【写真】ボブヘア48スタイル! セレブ&ELLE読者のトレンドボブを一気見
あごラインのボブとは
名前の通りだが、必ずしもあごのラインで終わる必要はない。「首やあごのラインとのバランスが大切です」と話すのは、「Blue Tit」のヘアスタイリスト、リース・ウェントワース氏。「私はお客様の持つ特徴を最大限に引き出し、その方の美しさが際立つスタイルを目指しています」。 同じ「Blue Tit」のヘアスタイリスト、ミリー・ジョシク氏も同意し、次のように補足する。「あごのラインか、あごよりも少し下か、常にお客さまに確認します。ヘアスタイルは主観的なもので、お客さまそれぞれその定義が異なることが多いのです。信頼できる美容師であれば必ず事前に確認してくれるはずです」
あごラインのボブが似合うのはどんな人か
「今よりも長いヘアスタイルからあごラインのボブに変えることは、劇的な変化です」と話すのは「The Loch Salon」のスタイリスト、モニカ・リズ氏。「ウルフカットのようにスタイル全体を一新するほどではありませんが、あごラインカットで長さを変えることはもちろん大きな変化です」。 リズ氏は、ボブには無限のバリエーションがあるので、自身のスタイルに合わせたあごラインのボブを選ぶことをすすめている。あごラインボブはエレガントなものからストレート、柔らかなグランジ風など、多様なスタイルを作ることができるのであらゆる人におすすめだ。
スタイルキープのコツ
他のショートヘアと同様に、あごラインのボブもそのスタイルをキープするには定期的な手入れが必要だ。「お客様には、カット後すぐに次の予約を入れて、フレッシュなスタイルを保つようおすすめしています」とウェントワース氏。「スケジュールはスタイルによってさまざまですが、通常8~10週間ごとのカットで、形をシャープに保つようにしましょう」 「初回の予約時には、メンテナンスではなく“カット”や“リスタイル”のための予約であることをサロンに伝えましょう」とリズ氏はアドバイス。これによって、クライアントが大きなスタイルチェンジを行いたいということをスタイリストが理解し、必要な追加時間を確保してもらえる。