【博多ストーカー殺人】裁判メモ(2)「やめて」「ふざけんな」 刃物を振り下ろし…折れた先端は頭蓋骨に
◆「胸を刺して死のうと思ったけど、怖くてできなかった」
Q「なぜ?」 A「やばいやばいと思って、タバコを吸って落ち着くために」 Q「『やばい』とは?」 A「やってしまったな、と」 Q「店に入ってタバコはどこで?」 A「トイレです」 Q「タバコは何本?」 A「3本くらい」 Q「何を考えた?」 A「終わったな、と」 Q「何が?」 A「人生が」 Q「あなたの?川野さんの?」 A「どっちともです」 Q「考えがまとまらないまま川沿いへ向かった、目指した?たまたま?」 A「目指して行きました」 Q「どうして」 A「知らんし」 Q「着いてからどうした?」 A「もう1本の包丁で死のうと思ったけど死ねなくて、投げ捨てて泣いていました」 Q「自殺しようとしたけどできなかった?」 A「はい」 Q「どんな行動をとろうと?」 A「胸を刺して死のうと思ったけど、怖くてできなかった」 Q「もう1本の包丁は?」 A「川に投げ捨てました」 Q「刺した包丁は?」 A「証拠だったから持っていた。自首するときに持って行こうと」 Q「川沿いでどれくらい過ごした?」 A「2,3時間くらい」 Q「何を考えた?被害者のことは?」 A「『ごめん』という気持ちと『ほんまにごめん』という気持ちです」 Q「すぐに自首しなかったですが、どこで過ごした?」 A「漫画喫茶やコインランドリーです」 Q「(事件当日)1月16日の夜はどこで寝た?」 A「漫画喫茶ですね」 Q「17日は?」 A「お世話になった人としゃべりました」 Q「会いに行った?」 A「1人だけですね」 Q「お礼を言いたかった?」 A「犯行のことは言ってないですけど」 Q「別れを告げに?」 A「はい」 Q「17日の夜は?」 A「コインランドリーで」 Q「18日は昼前に職質を受けた、それまではどこで?」 A「後輩のお店に行きました」 Q「どんな話を?」 A「『なんで刺したんですか?ニュースになってますよ』って」 Q「あなたは何と答えた?」 A「『自首するしかない』と」 Q「それは何時ごろ?」 A「朝6時か7時」 Q「そのまま自首しなかった?」 A「後輩が『夜一緒に自首しましょう』と言った」