後の“7馬身差レコードV馬”と差のない競馬を経験 良血サートゥルナーリア産駒が2戦目で決めるか
必勝を期す2戦目だ。サートゥルナーリア産駒のクライスレリアーナ(牝2、栗東・木村哲也厩舎)が、土曜新潟1Rの2歳未勝利(芝1800m)で初勝利を狙う。 【写真】新馬戦では惜しくも3着だったクライスレリアーナ クライスレリアーナは父サートゥルナーリア、母シユーマ、母の父Mediceanの血統。母は12年の英G1・サンチャリオットSと米G1・EPテイラーSの勝ち馬。半兄のブレステイキングは19年のチャレンジCで3着だった。 6月の東京の新馬(芝1600m)は0秒2差の3着だったが、勝ったミリオンローズは来週のクローバー賞でも有力視されている素質馬。そして2着のエンブロイダリーも先々週の未勝利をレコードで制しており、実にハイレベルな一戦だった。もちろん、クライスレリアーナも未勝利で足踏みする馬ではない。引き続きルメール騎手が騎乗するのも頼もしく、今度こそはきっちりと勝利をつかみ取ってみせる。