共働きなのにママの負担が94%?実は小学校受験はパパが関わると有利な理由
小学校受験は、受験する子ども本人が、まだ5歳や6歳。そのため、受験対策には、親が大きく関わることになります。 ひと昔前だと、「専業主婦であるママが、小学校受験対策の全てを担う」が一般的だったでしょう。 小学校受験は200万円以上かかるって本当?55万に抑えた我が家の「塾の利用法」 ですが、時代はもう令和。 厚生労働省の「2021年 国民生活基礎調査」の結果によると、「18歳未満の子供がいる世帯の母親が、仕事をしている割合は75.9%」と、過去最高を更新しています。(参考:リセマム) 働くママがこれだけ増えた今、小学校受験の夫婦の役割分担はどうなっているのでしょうか? 今回は、小学校受験を経験したママ931人にアンケートを取って、「小学校受験に、パパはどのように関わっていたのか」調査してみました。
小学校受験、94%がママ主体でサポート
小学校受験を経験したママ931人に、「ママとパパ、どちらが主体となってサポートしていたのか」アンケートを取ったところ、94.4%(879人)がママと回答。 「パパが主体となっている」と答えたのは、たったの5.6%(52人)でした。
パパは、協力してくれた?
さらに、「パパはどの程度、協力的だったか」についてアンケートを取ったところ、「協力的だった」と答えたママは、64%。「協力的ではなかった」と答えたママは、36%でした。 協力的だったとは言っても、「ママが言えば協力した」が45%で一番多い回答に。パパが自主的に協力した家庭は少なかったようです。 「ほぼ協力しなかった」と答えたママが22%もいるのは、衝撃的ですよね。
行動するのはママばかり……
パパが協力的ではなかったご家庭に、お話を聞いてみました。 〈アンケートに寄せられたコメント〉 「受験させたいと言い出したのは夫なのに、行動するのは私ばかりだった」 「夫は、何を協力すれば良いのかわからなかった様子。私もいちいち教えるのが面倒で、私がやったほうが早いし、確実だと思ってしまう」 「たまに勉強を見てくれても、子どもにイライラしてすぐ終えてしまう。 良い解決策を教えて欲しい」 パパが協力的ではないことに「共働きなのに……と余計にイライラが募った」という意見もありました。夫婦間でうまく連携が取れなかったご家庭も多く、ママに負担が偏っていたようです。