共働きなのにママの負担が94%?実は小学校受験はパパが関わると有利な理由
パパがいてくれて、助かった
反対に、パパが協力的だったご家庭にも、お話を聞いてみました。 〈アンケートに寄せられたコメント〉 「平日は私が見ていた が、休日のお勉強は夫が見てくれていた。朝早くに、誰もいない公園で運動特訓をすることも。共働きで、下の兄弟がまだ幼かったのでとても助かった」 「パパは、朝の勉強を担当していた。苦手分野の練習プリントを用意したり、お風呂に入りながら季節を覚えたり。私がお勉強を見るよりも、パパの方がイライラが少なかった」 パパとママで、うまく役割分担をしている家庭が多かったです。夫婦で協力することで、「子どもへのイライラが分散された」という声が多くありました。 では、どうすればパパが協力的になってくれるのでしょうか?
小学校受験、パパの協力を得る方法
①塾の先生に、喝を入れてもらう 意外に多かったのが、塾の先生から直接言われることで「パパのスイッチが入った」という声。塾の説明会などで、先生から「小学校受験は父親の関わりがいかに大切であるか」について叩き込まれたことで、パパの意識が変わり、協力的になったようです。 実際、ママが小言を言うよりも、第三者からバシッと言われる方が、心に響くもの。塾の説明会などには、パパにも参加してもらって、うまく巻き込んでいくのが良さそうです。 ②夫婦で話し合う 当たり前のことですが、これがいちばん大切なこと。アンケートでも、「日頃から教育方針を話し合っていた」「学習計画を一緒に立てた」など、夫婦で会話し、情報を共有している声が多かったです。 私も、息子たちの受験のときは、毎晩のように、その日の学習の様子を夫に報告していました。「息子には将来どうなってほしいか」など、教育方針についても頻繁に話し合うことで、仕事で忙しい夫にも積極的に関わってもらうように心がけていました。
小学校受験には、パパが関わった方が有利?
実は、私立小や国立小には、パパが教育活動に関わる機会がたくさんあります。例えば、学校のお手伝いや、ボランティア、さらには「父親会」なるものが存在する学校も。息子が通う国立小でも、父親の見守りサポートや、父親が参加する課外活動なども盛んに行われています。 そのため受験でも、父親と子どもの関係が重要視されることが多いようです。例えば、面接で、父親に対して「お父様はお子さんと普段どのように関わっていますか?」と質問されることも、本当によくあること。実体験に基づいた具体的なエピソードを話すには、日頃からの関 わりが欠かせません。