38歳ひとり暮らし、生活にゆとりが生まれて「身近にある季節」を楽しめるように。季節に合わせた料理、模様替え…小さな楽しみで、生きる力が湧いてくる
◆季節のイベントは小さくたのしむ ひとり暮らしの私にとって、季節のイベントは家族や友達と大きく祝うものだと思っていました。 でもだんだんと歳を重ね、家にいる時間も増えたので、おうちで小さく楽しめたらいいなと思うようになりました。 一時期はミニマム思考の流行に乗っかり、“飾らない”ことを徹底していたこともあるのですが、でもやっぱり日本という国に生まれた以上、ちゃんと「四季」を感じたいなと思います。 3月には上質な紙にお雛様の描かれたハガキを玄関に飾ったり、クリスマスの時期にはツリーのタペストリーを壁に飾ったり。 暦に合わせて食卓に並ぶごはんも季節の野菜で色とりどり、小さく四季を楽しむ。たったそれだけで、不思議と生きる力が湧いてきます。 生きる力というと重く聞こえますが、一日一日に小さな楽しみをちりばめることで、いつか大きな幸せをお迎えできると願って。 クリスマスツリーを見に行ったり、海へ行ったりはしなくなりましたが、春の桜と秋の紅葉は必ず見に行きます。 名所ではなく、近くの樹々ですが、短い見頃を肌で感じることで、移りゆく自然の美しさに心を寄せることができ、豊かな暮らしへと繋がっています。 ※本稿は、『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』(インプレス)の一部を再編集したものです。
namytone
【関連記事】
- 38歳ひとり暮らし 80歳祖母の病気を機に「40代は人生の折り返し地点」と思うように。仕事、暮らし、お金…人生後半を楽しく過ごすために意識していることとは
- SNSで人気のシンプルな部屋に憧れていた。40代を前に「誰かのマネ」から「自分の好きが詰まったインテリア」に変えることを決意して
- 収納箱を「見た目重視」でおしゃれにしたけれど、出し入れが面倒…。38歳ひとり暮らしが辿り着いた「楽に続く収納」の作り方
- 67歳、はじめての一人暮らしで迎えた年末年始。自分が好きなおせちだけを作り、ソファーの上で一人除夜の鐘を聴く。そして毎年元旦に必ず行うこととは…
- 72歳YouTuber・ロコリさん。年金+マクドナルドバイト代の月8万で暮らす「お金を得るためYouTube配信を始めて。動画の収益は今は貯金に」