【西武】ドラ1武内夏暉が10勝&規定投球回に到達 球団新人では17年ぶり
◇プロ野球パ・リーグ 西武8-0日本ハム(30日、ベルーナドーム) 西武が8対0で日本ハムに勝利し連敗ストップ。勝ったドラフト1位ルーキー・武内夏暉投手は両リーグの新人最速で10勝に到達しました。 【画像】引退試合後に取材に応え笑顔を見せる西武・増田達至投手 ここまでチームトップタイ9勝(6敗)を挙げている先発の武内投手。初回は1番、2番を連続三振に抑えるなど三者凡退に抑えるとその後も安定したピッチングで3回までゼロに抑えます。 すると打線も武内投手の好投に応えます。3回、外崎修汰選手、岸潤一郎選手が連打でチャンスメイクすると、その後1アウト2、3塁で源田壮亮選手がセカンドへのタイムリー内野安打を放ち、2点の先制に成功します。 5回にも炭谷銀仁朗選手の犠牲フライ、6回にも野村大樹選手のタイムリー3ベース。さらに7回にも一挙4点を追加しリードを大きく広げます。 大量援護をもらった武内投手は8回102球を投げ3安打5奪三振、無失点に抑え10勝目を手にしました。 試合後、ヒーローインタビューに登場した武内投手は「絶対勝つという思いを持って初回から投げました。調子はよく、守備でも攻撃でも助けてもらったので気持ちよく投げられました。(10勝は)できすぎですね」と笑顔を見せました。 この日、8回を投げたことでシーズンの投球回が145回1/3となり、規定投球回にも到達した武内投手。球団の新人で10勝と規定投球回をクリアしたのは2007年の岸孝之投手(現・楽天)以来17年ぶりと聞くと、「こんなに投げると思っていなかったですけど、規定は目標でもあったので投げられてとても嬉しいです。周りの方々に支えられた1年だったので、ファンの皆さんも含め感謝したいです」と感謝の言葉を述べました。