最も稼いでいるのは? 欧州日本人VS韓国人、最新年俸ランキング11~20位。サッカー日本代表が続々…。久保建英は何位?
アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーする両国の選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグのクラブで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月9日時点。
20位:浅野拓磨(日本代表)
生年月日:1994年11月10日 推定年俸:84万ユーロ(約1億3000万円) 所属クラブ:マジョルカ(スペイン) 24/25リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト サッカー日本代表の常連である浅野拓磨は、スペインのマジョルカで推定84万ユーロ(約1億3000万円)の年俸を受け取っている。 浅野は2016年夏にサンフレッチェ広島からイングランドの名門アーセナルに加入したが、労働許可証が下りなかったため、すぐにドイツのシュトゥットガルトへ期限付き移籍。このとき結んだ契約は年俸120万ユーロ(約1億9200万円)だったとされている。 その後、大きなインパクトを残せず、2019年夏にアーセナルを離れて完全移籍でセルビアのパルチザンに加入した際は、年俸が45万ユーロ(約7200万円)まで減少した。 しかし、2021年夏に加入したドイツのボーフムで再び評価を高め、今年夏にフリーでマジョルカと契約し、現在の年俸となっている。 爆発的なスピードを武器に日本代表でも重宝されている浅野は、速攻を武器とするマジョルカのスタイルに適合している様子だ。 しかし、開幕からリーグ戦に6試合連続で出場したものの得点はなく、現在は負傷で離脱中。スペインでのキャリアは良いスタートを切れなかった。
19位:堂安律(日本代表)
生年月日:1998年6月16日 推定年俸:84万ユーロ(約1億3000万円) 所属クラブ:フライブルク(ドイツ) 24/25リーグ戦成績:6試合3得点0アシスト サッカー日本代表の堂安律は、フライブルクで推定84万ユーロ(約1億3000万円)の年俸を受け取っている。 ガンバ大阪の育成組織出身の堂安は、2017年夏にオランダのフローニンゲンに加入してヨーロッパでのキャリアを始めた。 当時の年俸は19万ユーロ(約3040万円)で、2019年夏にはオランダの強豪PSVに移籍し、年俸は38万ユーロ(約6080万円)に上昇。さらに活躍を続け、2022年夏にフライブルクに加入した際、現在の契約を結んだ。 堂安はフライブルクでシーズンごとに存在感を強めている。昨シーズン後半戦はブンデスリーガでゴールを量産し、リーグ戦で7得点を記録。今シーズンもその勢いを維持しており、ここまで6試合で3得点を決めている。 特に先月21日に行われたハイデンハイム戦でのゴールは圧巻だった。右サイドでボールを受けてカットインし、ペナルティーエリア右手前から左足のミドルシュートを放ち、ゴール左隅に決めた。シュートの精度もスピードも完璧で、相手GKは飛びつくこともできなかった。 堂安とフライブルクの契約は2025年6月末までで、今後の去就が注目されている。今夏は堂安がステップアップを希望しているという報道もあったことから、契約を更新せずに来夏はフリーで新天地を探す可能性もあるかもしれない。 契約を更新するにしてもステップアップをするにしても、堂安の年俸はさらに上昇しそうだ。