佐々木希が子どもたちと訪れた有名ワイナリー…「サウナで絶景」も堪能!
お休みがあれば、友人や家族と全国のワイナリーを巡る旅をしている佐々木希さん。連載第6回目の今回は、前回行ったワイナリー『ドメーヌ・ショオ』に続き、新潟旅で訪れた『カーブドッチワイナリー』の見学と、感動したスポットを振り返ります。 【写真】佐々木希さん、ワイン棚の前でカワイイ!おススメワインと施設を連続写真で
ワインに食に、温泉に…幅広く楽しめる場所
前回は、佐々木さんが『ドメーヌ・ショオ』小林英雄さんのワイナリーに訪れた際の話を伺ったが、小林さんが研鑽を積んだワイナリーでもあり、新潟を代表する有名なワイナリーのひとつでもあるのが『カーブドッチワイナリー』。実は『ドメーヌ・ショオ』から歩いて5分程度の場所にある。 「せっかく新潟に行ったので、カーブドッチさんも見学させていただきました。ドメーヌ・ショオと同じく角田山のふもとにあるワイナリーなのですが、こちらはとにかく敷地が広大! ぶどう畑もかなり広く、敷地内には醸造所のほかに、レストランやカフェもあります」と佐々木さん。 2棟の宿泊施設も併設されており、温泉も楽しめるとあって、ワイン好き仲間からも「カーブドッチは最高」と聞かされていたという。「ここに来ればナチュラルワインも食も癒やしも、全部体験できちゃうのがいいですよね。今回は別の宿に泊まりましたが、小学生から泊まれるそうなので家族旅行にもおすすめです」
ワイン造りに適した砂質の土壌が秘訣
「カーブドッチの掛川史人さんに、畑を案内していただいたのですが、ところどころ畑の土が盛り上がっているんです。『これはなんですか? 』と聞いたら、モグラが穴を掘って地上に出てきた跡なのだとか。それがいたるところにあって、子どもたちも興味津々でした!」 カーブドッチワイナリーは、1992年に創業。当時、新潟は“ワイン未開の地”だったという。ワイン用のぶどうを畑で育て、100%使った自家醸造のワインの美味しさを伝えていきたいという想いからワイン造りに適した土壌を求め、この地を選んだそう。 「ここの土壌は『砂地』らしく、実際に土を触らせてもらったのですが、しっとりとしていて粘り気がありました。堆肥を入れたり草生栽培をしたりして土作りを続けているそうです。そうやって育てたこの砂質な土壌こそが、おいしいワインを生み出す秘訣なのだろうなと感じました」 カーブドッチワイナリーは、固定観念にとらわれない自由なスタイルのワイン造りが特徴。クラシカルな王道ワインを造りながら、ナチュラルワインのニュアンスをまとう「どうぶつシリーズ」や食用ぶどうを使った「FUNPYシリーズ」などを手がける。 そんなカーブドッチワイナリーのワインの中でおすすめは? 「わたしがよく飲むのは“どうぶつシリーズ”。『もぐら』や『ぺんぎん』、『むささび』など、動物の名前が付いたシリーズがあって、どれも美味しいんです。 クラシカルなワイン造りにも力を注いでいるカーブドッチさんは有名なラグジュアリーホテルなどにも卸しているそうで、『選んでもらえることがすごく嬉しい』と話していたのも印象的でした」 【希の「おすすめの1本」】 カーブドッチワイナリーの「どうぶつシリーズ」 ↑契約農園産のカベルネ・ソーヴィニョン100%を使用したブランドノワール(赤ワイン用ぶどうで造った白のスパークリングワイン)。タンク内で発酵熟成した後、瓶内二次発酵をしている。硬質さがありながら、白桃やりんごのような香りが広がり、体に染み入る優しい味わいが特徴。 「どうぶつシリーズ」2022むささび 4620円(税込)