”1100万人の食事を見た管理栄養士”が明かす…生活習慣病を招く「見落としがちな食習慣」
累計会員数1100万人を突破した、国内最大級のアプリダウンロード数と売上※を誇るAI食事管理アプリ『あすけん』を運営する、株式会社asken。「ひとびとの明日を今日より健康にする」ことをミッションに、2007年よりWebサービスを開始。2013年にはアプリ版『あすけん』をリリースしたことをきっかけに、急成長を遂げています。 【写真】管理栄養士が警告…「じつは恐ろしい」食習慣 本稿では、『あすけん公式 ほぼ100円野菜で整うスープ』(ワニブックス刊)から一部編集・抜粋し、正しいたんぱく質の摂り方、そして、摂りすぎに気をつけたい「飽和脂肪酸」の注意点について、ご紹介します。 ※日本国内App StoreとGoogle Play合算の「ヘルスケア(健康)/フィットネス」カテゴリにおける、2021年~2023年のダウンロード数および収益(2024年1月、data.ai調べ) ※「国内最大級の食事管理アプリ『あすけん』公式 結局、これを食べるが勝ち」からも一部抜粋
肥満や血液の老化を招く「飽和脂肪酸」に注意
昨今は、健康意識の高まりから、「とにかく、たんぱく質摂取!」と考える方が多く、そのためにプロテインを常飲されている方も少なくありません。しかし、プロテインは補助食としては便利ですが、腎臓に負担をかけるため頼りすぎには注意。できれば魚や肉、納豆や豆乳など、日々の食事から摂りたいところです。 たんぱく質不足が続けば、筋肉が衰えて体力や免疫機能、代謝の低下などさまざまな悪影響が出てしまいます。とはいえ、肉や乳製品ばかりを食べるのはおすすめできません。理由は、肉や乳製品に多く含まれる「飽和脂肪酸」の摂りすぎにあります。 脂質には種類があり、大きく飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸の2つに分けられます。飽和脂肪酸は肉類や乳製品、バターなど動物性食品に含まれる油。現代人は摂る機会が多く、肥満や血管の老化、生活習慣病を招きやすくなるため、控えめを心がけて。 一方の不飽和脂肪酸は、魚や植物性の食品に多く含まれる油で、血圧や悪玉コレステロール値を下げる働きがあり、健康維持に欠かせない存在。不飽和脂肪酸には、オメガ3、オメガ6、オメガ9の3つがあり、それぞれに特徴が異なります。