「辞退させて下さい」ワーママがプロジェクトリーダーを断ったら…思わぬ待遇が待っていた話
管理職やリーダーになりたがらない女性が多いという。 いや、そうやろ。メリットよりも目先のデメリットが多いんだもの。 今回は私の身に起こった「一度断ったのに、ガラスの靴を履かされた」リアルサラリーマンストーリー。 「同期の男より成果を出しても昇進しない」女性が男社会で働くとき、心をすり減らさないためのルール
シンデレラの物語は、子供の頃好きだったお話のひとつ
ボロ雑巾のような扱いを受けていた娘が、 魔法によってドレスを着飾り、カボチャの馬車に乗り舞踏会に。 午前零時に魔法が消える……。 ただ、大人になって、いろいろなことの側面が見えて来たり、多少なりとも『空気を読む』技術を身に着けると考えさせられることもあります。
シンデレラって、幸せなの?
めでたし、めでたし…って、単純に終われる話? 嫁ぎ先でもイジメられない? そこらへんの娘が王子に見初められたなんて、嫉妬した貴族達からの嫌がらせは、以前、義理の姉たちにされていたそれより、陰湿なんじゃ……。 そもそも、一目惚れで結婚したいという王子様。 浮気せーへんと言い切れる? 1回踊っただけで、結婚決めるって怖いわ! オバちゃんは余計な推測をして、モンモンとします。 ところ変わって私の職場。 時は、2018年春。 朝、会社に着くと部長が私の席にきました。 「30分後ちょっと時間いいかな?課長数人と主任も呼んでいるから。」 と言われました。 はい。承知しました。 何だろ? 何かしたかな?まぁ、いいか。 気楽に構えていました。 指定された時間の少し前に、会議室に入りました。 当時はコロナ前。 私のスケジュールは出張の嵐。 技術導入のために、西へ東へ毎週のように新幹線で出張していました。 会議室には、一緒に出張に出かけている先輩も座っていました。 ん?先輩も?なぜ? 部長は会議室にやぁやぁ言いながら入ってきました。 「先日、○○取締役から提案があって、大きなプロジェクトが立ち上がることになりました。」 へー。 ○○取締役は、ちょっと前に私のプレゼンについて、熱心に質問やアドバイスをしてくれた方。 役員の前で発表なんて初めてですし、緊張もしましたが、何とか乗り切った。つもり。 ヒラ社員ですし、もう二度とないでしょう。