坂本花織が世界選手権3連覇で“満開の笑顔” SP4位から重圧はねのけ逆転V フリー後には氷上で号泣
女子フィギュアスケートの坂本花織選手が世界選手権3連覇を達成しました。 カナダ・モントリオールで行われているフィギュアスケートの世界選手権3日目の日本時間23日、女子フリーで2連覇中の坂本花織選手が149.67点を記録し、計222.96点でショート4位から逆転で大会3連覇を飾りました。 【画像】世界選手権3連覇達成の坂本花織選手 ショートでは一部ジャンプの着氷が乱れ、首位と3.69点差の4位と出遅れ。それでも、フリーではダブルアクセル、3回転ルッツと順調にジャンプを決めて、全てのジャンプで着氷に成功。ミスなく滑りきると、演技後には氷上でひざまずき号泣します。
その後、中野園子コーチとともに得点を聞くと、満開の笑顔。演技後のインタビューでは、「ショート4位で少しは焦ったんですけど、今日は良い緊張感の中で、1つ1つ集中して出来たので、今すごくこの結果をうれしいなと受け止めています」と振り返りました。 同種目3連覇は56年ぶり史上8人目の快挙で、通算3度の優勝は浅田真央氏に並び日本史上最多となります。 ▽結果 1位 坂本花織 222.96点 2位 イザボー・レヴィト(アメリカ) 212.16点 3位 キム・チェヨン(韓国) 203.59点 ―――――― 7位 千葉百音 195.46点 8位 吉田陽菜 194.93点