高校生が作った「植物迷路」 3週間でグングン伸びた! 大人の背丈まで成長【長野・小諸市】
小諸市の棚田に出来上がった植物迷路。耕作放棄地を高校生たちが再生しました。 3週間前に取材した時はひざくらいの高さでしたが、現在はどうなっているのでしょうか?「日本棚田百選」の一つ、小諸市にある「宇坪入の棚田」。 その一角に出現した迷路! 「こっち行っていいの?」 佐久長聖高校・クイズ研究会の生徒たちがモロコシの一種・ソルガムを植えて作りました。 完成した当時は50センチほどの高さでしたが、きょう訪ねてみると…? なんと大人の背丈を超える高さに成長していました! ■遊ぶ子どもたち 「どこかな、どこかな…待って、分かった」 400人ほどが訪れ、多くの子どもたちの夏休みの思い出になっているようです。 ■小学2年生 「入口と出口が分からないくらい迷路みたいで楽しい」 ■小諸市内から 「こんな自然の中に、道ともわからないような道があって、問題も難しかった」 ■小諸市内から 「まだまだ知らない所があるなと思いました。もっと広めたい、せっかくだからこんな素敵な所」 元々は、草木が生い茂る耕作放棄地だったこの場所。地元のコメ農家、清水博人さんが「地域への恩返し」という思いで始めた、再生活動の一環です。 ■清水博人さん 「皆に知ってもらいたいと思って作りましたね。棚田百選の宇坪入という場所を/多くの人に知ってもらって、ここを誇りに思ってもらえたらうれしい」 植物迷路は今月末まで。誰でも自由に遊べるということです。