「悲しんでいた」…ベンゼマがバロンドール落選時のヴィニシウスとやりとり 元戦友らしくフォロー
アル・イテハドの元フランス代表FWカリム・ベンゼマがレアル・マドリー時代の戦友、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのがっかりした様子を語る。 28日のパリにて、2024年のバロンドール受賞者が発表され、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初の栄冠に。ヴィニシウスは事前報道でリーク情報として受賞が確実視されたが、蓋を開けてみれば2位止まりだった。 レアル・マドリー勢の授賞式不参加もあり、より物議を醸すが、ベンゼマはスペイン『El Chiringuito』で「フランス・フットボールやフランスについて話したくない」とした上で、ヴィニシウスを擁護。スペイン『アス』が報じる。 「僕がレアル・マドリーにいた頃から、ヴィニシウスはいつだって努力を惜しまない選手だった。彼はただゴールを決めるだけじゃないんだ。昨季のレアル・マドリーがチャンピオンズリーグを制したときだって、彼はどの試合でも決定的な役割を果たした。ヴィニシウスほど値する選手なんていないと思う」 そうヴィニシウスを支持すると、ロドリにも「彼に恨みなんてないし、偉大な選手だ」と活躍を認めつつ、「家でテレビ観戦していたけど、(ロドリのプレーで)『うわっ』と言わせるようなものは見なかった。ヴィニシウスはそれを何度もやっている。彼もバロンドールに値するよ」と元同僚のフォローを続けた。 そんなフランス人ストライカーはバロンドール受賞者の結果を知り、ヴィニシウスを励まそうと連絡を取ったという。その当時の様子を明らかにしている。 「彼と話をして、メッセージも送ったんだ。悲しんでいたし、それは当たり前だよ。自分がバロンドールを受賞すると誰もが思っているのに、数時間前に受賞できないと知らされたら、複雑な気分になるものだ。彼は良い子だし、努力もする。いつか受賞するだろう」
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