関電・八木会長と岩根社長が辞任会見(全文4)国会の要請があれば真摯に対応
別に隠すつもりではなかった
ちょっと情報のほうは、私、言い方が大変誤っておりました。オープンにすべきだったというふうには思ってございますが、ああいう情報をお出しして、情報の中身ということについて、われわれが非常に根深いものというか長いものということが、より皆さまにお分かりになったということになってご批判を浴びているということで、そういう、別に隠すつもりではなかったんですけれども、お出しすることによってわれわれの、意識してなかったことはないんですけども、よりそこを痛切に感じたということでございます。 司会:よろしいですか。だいたい出尽くしたと思うんですけど、そろそろここら辺で終わりにしたいんですが、手をあげていただいた方で最後よろしいですか。じゃあ、この7名でよろしいですか。じゃあ西尾さんから。こちらを先に、そのあと順番でいきますんで。
経産省や資源エネルギー庁とは面談したのか
朝日新聞:すいません、朝日新聞、西尾です。先ほど経済産業省や資源エネルギー庁の辞任との関係はないということでしたが、経産省や資源エネルギー庁と面談はされたんでしょうか。 岩根:私自身ですか。 朝日新聞:はい。 岩根:面談いうのは誰が。 朝日新聞:お2人。 岩根:全然しておりません。 朝日新聞:そうですか。意見が伝わってきたりとか、あと、こちらから伝えたりとか、そういうことはありましたか。 岩根:第三者委員会のメンバーの選定については、本日、臨時取締役後、報告しております。 朝日新聞:じゃあ本日以外では、そういうやりとりは、経産省側とはないということですか。 岩根:はい。 朝日新聞:ないと。社長自らじゃなくてもないと。 岩根:われわれの意思決定に影響するような、そういう接触はないということで、状況のご報告をしているというふうにご理解いただけたらと思います。 朝日新聞:じゃあ都度都度ということですね。 岩根:はい。 朝日新聞:あと、第三者委員会についてお伺いしたいんですが、この委員の選定に八木会長や岩根社長は関与されたのでしょうか。専門家に聞くと、社外役員を中心に選ぶことが望ましいというふうに聞くんですけど、どのように委員の第三者性を確保されてますか。 岩根:基本的にはわれわれの法務、法律の、【法務ライン 01:11:08】でピックアップしたりとか、法務ラインのいろんなネットワークを使って、いろんなご推薦も当然いただいてございます。そうした中でリストアップをしながら、先ほど申し上げましたように、検察とか裁判とか民事系とか、こういう、いろいろありまして、そのある中で、今回は検事畑のほうがいいだろうという中で、複数名いらっしゃる中、やはりこれは但木先生だろうと、いろんな経歴を調べましてですね、いうことでございます。 【書き起こし】関電・八木会長と岩根社長が辞任会見 全文5へ続く