スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ、バルセロナやプレミア勢の獲得報道に…「僕はビルバオと契約延長したばかり。あそこで幸せなんだ」
スペイン代表で大きな存在感を示し、複数のビッグクラブからの興味が報じられているFWニコ・ウィリアムズだが、選手本人はアスレティック・ビルバオで幸せだと強調している。 EURO2024グループB第2節イタリア戦(1-0)で、スピードあふれるドリブルによって左サイドを何度も切り裂き、決勝点となるオウンゴールも誘発したニコ・ウィリアムズ。MOMにも選ばれた同選手に対しては、バルセロナやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールといったプレミアのクラブが興味を持っていると報じられている。 しかしながらニコ・ウィリアムズは、そうした噂にも冷静を保っている様子だ。スペインの国営テレビ『TV1』とのインタビューに応じた同選手は、昨年12月にアスレティックとの契約を2027年まで延長したことを強調。笑みを浮かべながら、次のように語った。 「僕は少し前にアスレティックとの契約を延長したばかりだ。アスレティックはとても居心地がよくて、とても幸せなんだよ」 「契約を延長したばかりなのに、そんな(去就についての)質問をするなんて、おかしなことだよね……」 ニコ・ウィリアムズはまた、自身とFWラミン・ヤマルがEURO2024最高の両翼であるかを問われると、次のように返答している。 「僕たちが最高かは分からない。だけど僕たちは互いに理解し合っている。ラミンがここにいてくれてうれしい。本当に素晴らしい人間だと思っているよ」 なおニコ・ウィリアムズとアスレティックの契約解除金は6000万ユーロに設定されている。EURO2024での活躍ぶりによって、6000万ユーロは“ハードルが低い”額と捉えられており、今後も他クラブの獲得の動きが盛んに報じられることになりそうだ。