【バドミントン ジャパンオープン】「今できることはやり切った上での負け。この応援に応えられるように、また成長した姿を見せたい」(志田千陽)
ダイハツ・ジャパンオープン(横浜アリーナ/SUPER750)は、8月23日、大会4日目の競技を実施。各種目の準々決勝が行なわれている。女子ダブルス準々決勝で中西/岩永に1-2で敗れた志田千陽/松山奈未のコメントを紹介する。 志田 1ゲーム目も2ゲーム目も勝てる展開まではもっていけたと思いますが、決めきれないところだったり、いつもは出ないミスが出たりして、ちょっとしたミスで取り切れませんでした。ファイナルゲームは、フィジカル的にきつかったなという部分があるので、2ゲーム目でリードを押さえて勝つべきだったかなと思います。 本当に、今は、できるところまでという感じだったので。五輪のレースの最初みたいに、勝たなければ……というプレッシャーはなく、もちろん、勝ちたいですけど(勝ち負けばかり考えず)やるべきことをやろうという感じでできたので、メンタル面は五輪レースを通じて成長できたと思っています。 負けてしまったのですが、今、できることはやり切った上での負けかなと思います。五輪が終わって、自分たちを知ってくださっている方が多いなと、試合をしていて感じたので、この応援にもっと応えられるように、来週もまた試合がありますけど、時間があるときに休んで、また日本で試合をするときには、成長した姿を見せたいです。 (※松山は、体調不良のため志田のみ対応)
取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部 写真/黒崎雅久