ミハエル・シューマッハ元マネージャー「二度と会えない」胸中を語る「自分を責め、心の中で別れを告げた。彼は息子のような存在」
ミハエル・シューマッハの元名物マネージャー、ウィリー・ウェバー(82歳)は、彼に再び会うことはないだろうと考えているという。 ウェバーはシューマッハが1991年にF1に参戦した際のマネージャーで、シューマッハの初期のグランプリキャリアを通じて常に一緒に行動していたが、2010年にメルセデスからのF1復帰前に疎遠になった。「私はシューマッハ家族とは10年以上連絡を取っていない」とウェバーは『ビルト』紙に語った。 彼は、先週末にマヨルカ島で行われたシューマッハの娘ジーナ・マリアの結婚式に出席したかどうかという質問に「何が起こったのかもほとんど覚えていない。結婚式には招待されていないが、健康状態が良くないのでマヨルカ島まで飛んでいくことはなかっただろう」と述べた。 しかし、ウェバーは現在55歳のシューマッハが結婚式に出席したのではないかという憶測も含め、メディア報道が彼を動揺させたと語った。 「ミハエルは私の親友の一人だった。私にはいない息子のような存在だった。今、彼に何が起きているのか、誰にも正確にはわからないので、これ以上はコメントしたくない」。 ■シューマッハは娘の結婚式に出席しなかった 実際、シューマッハは2013年のスキー事故で脳に重傷を負って以来、公に姿を見せていない。 娘ジーナの結婚式はセキュリティが非常に厳重で、12人の警備員が配置され、結婚式に出席した人々はスマートフォンを預ける厳格なルールが設けられたものの、庭は結婚式のゲストでいっぱいだったため、シューマッハ本人は別荘の庭にはいなかったと報じられている。 ■シューマッハと二度と会うことはないだろう ウェバーは次のように続けた。 「ジーナの結婚式は記憶をよみがえらせる。本当に残念だよ!」 「私はマイケルとの成功や目標、勝利について考えているんだ。彼がどんな人だったかを思い出すよ。そして、私たちはおそらく再び会うことはないだろうね」。 ウェバーは、シューマッハがF1から引退したばかりの時、深刻な頭部外傷を負って病院に入院していた際に、すぐにフランスに駆けつけなかったことがコリーナを傷つけたのではないかと考えている。 「私は事故後にマイケルを見舞わず、彼のそばにいなかったことは自分の過ちだと思っている。メディアの報道が誇張されていると思っていたんだ。数日待っていればすべてがうまくいくと思った。しかし手遅れだった。長い間、すぐに反応しなかった自分を責めていたよ。それ以来、私は心の中でマイケルに別れを告げて、再び平穏を見つけようとしているんだ」とウェバーは付け加えた。 ■マヨルカ島に移住したとの噂 数年前、シューマッハの妻コリーナは、リアル・マドリードの会長フロレンティーノ・ペレスが所有していた物件を購入した。これは、医師が温暖な気候がシューマッハにとって助けになると助言したという噂を受けてのことだ。 フラビオ・ブリアトーレの元妻エリザベッタ・グレゴラッチは、イタリア版『ビッグ・ブラザー』で「ミハエルは話さない。彼は目でコミュニケーションをとっている。彼らはスペインに移り、妻がその家に病院を設けた」とも述べている。