【ロッテ】吉井監督、石川柊太に自身の背番号「21」譲った意図「和田先輩のことを見てたら…」
ソフトバンクから国内FA権を行使し、ロッテに入団する石川柊太投手(32)が19日、ZOZOマリンで入団会見に臨み、吉井理人監督(59)が自身の背番号「21」を譲った思いを語った。 【写真】背番号「21」のユニホーム姿で笑顔の石川柊太。右は吉井監督 吉井監督は交渉の席で自ら背番号「21」を譲ることを提案。吉井監督は今季限りで現役を引退した元ソフトバンク和田毅氏(43)の存在を理由に挙げ、「多分、和田先輩のことを見てたら『21』かっこいいと思うだろうなと思って。元々、21番は誰か活躍した選手にあげようと思っていた番号だった」と明かした。 石川柊はこの提案に「そう言っていただけるなら、その番号を受け取って戦うことに意味がある」と、吉井監督の「21」継承を決意した。 来季の開幕はソフトバンクとの3連戦(みずほペイペイ)。石川柊の起用については「まだ外国人の補強を含めてメンバーが決まってないので、何も考えてないっていうのは正直なところですけれども。そういう意味でも可能性はあると思います」と、いきなり古巣へぶつける可能性も語った。 吉井監督は来季から背番号「81」。今季まで「81」だった伊志嶺翔太2軍外野守備兼走塁コーチが「74」となる。