岐南町長選に2新人届け出 岐阜、セクハラ認定で辞職
女性職員らへのセクハラが認定された前町長の辞職に伴う岐阜県岐南町長選が9日告示され、いずれも無所属新人で、元町議の後藤友紀氏(47)と、自民党県連が推薦する元同町総務部長の朝倉修一氏(62)が立候補を届け出た。投開票は14日。セクハラ問題で失った町政の信頼回復や、ハラスメント防止対策が焦点となる。 前町長の小島英雄氏(74)を巡っては、町の第三者委員会が2月、就任直後の2020年11月から多数の職員の尻を触ったり、背後から抱きついたりするなど99件のセクハラ行為があったと認定。小島氏は今年3月に辞職した。