米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
フォード・ギャラクシー(1964年)
この1964年型フォード・ギャラクシー500は、緑色の背景の中で際立っている。どうやら白い塗装で工場から出荷され、ある時点で標準以下の再塗装が施されたようだ。もともとの塗装はウィンブルドン・ホワイト、ペースカー・ホワイト、コロニアル・ホワイトのどれだったのか、そしてなぜ前のオーナーが赤に変更したのか、我々にはわからない。
ビュイック・スカイラーク(1967年)
このビュイックには、錆びていない良質な部品がたくさん残っている。1967年型のスカイラークというスポーツクーペで、同年に生産された4万1000台のうちの1台である。4.9L V8が標準装備され、0-97km/h加速10.5秒を誇った。しかし、この個体のエンジンルームにはV8の形をした大きな穴が開いている。
リンカーン・コンチネンタル(1977年)
この1977年型リンカーン・コンチネンタル・タウンクーペの、かつては隠れていたヘッドライトの周りには、落ち葉とコケが堆積している。これは他の部分でも同じで、長期的には良くないだろう。 1977年型では、ロールス・ロイスを思わせるような、細く、直立したクローム・グリルを採用している。ちなみに、このクルマの新車価格は9474ドルで、ロールス・ロイス・シルバーシャドウの2万3000ドルとは対照的である。
シボレー・クーペ(1948年)
ロンズ・オート・サルベージの古い住人の1人、1948年型のシボレー・ビジネス・クーペだ。かつて搭載されていた3.5Lの6気筒エンジンは、0-97km/h加速22秒を誇り、最高速度は120km/hに達した。
ポンティアック・フィエロ
ポンティアックのミドシップ・スポーツカー、フィエロは、1984年から1988年までの5年間に37万168台が販売された。大局的に見ると、トヨタMR2が最初の5年間で達成した台数のほぼ2倍にあたる。性能、信頼性、安全性の問題で悩まされたクルマとしては悪くない数字だ。
シボレー・モンテカルロ(1978年)
シボレーは1978年にモンテカルロを小型化し、全長を15インチ(約380mm)短くしたほか、車重も700ポンド(約315kg)以上落とした。この第3世代の売れ行きは好調で、ダウンサイジングが消費者に受け入れられたことは明らかだ。この個体は、1979年に売れた31万7000台のうちの1台である。