2024年1-8月上場企業「早期退職」募集41社、人数は前年1年間の2.2倍、7,104人に急増
市場区分別 41社中28社が東証プライム
「早期・希望退職募集」が判明した上場41社の市場区分は、東証プライムが最多の28社。全体の約7割(構成比68.2%)を占めた。 次いで、東証スタンダードの7社(同17.0%)、東証グロースの6社(同14.6%)と続く。 市場区分別の募集人数は、東証プライムが6,714人で9割以上(94.5%)を占めた。
損益別 募集人数は黒字企業が約6割
「早期・希望退職募集」の判明時の直近通期最終損益(単体)は、黒字が24社(構成比58.5%)、赤字が17社(同41.4%)だった。 黒字企業の募集人数は5,566人で、募集人数の約8割(同78.3%)を占めた。黒字企業24社のうち、20社が東証プライム上場だった。 赤字企業17社の募集人数は1,538人だった。赤字企業は、東証プライムが8社、グロースが5社、東証スタンダード4社。