新生ラツィオで2戦連続フル出場、鎌田大地はどこまで伸びるのか?伊解説陣の答えは…「確かに攻撃の質を目にしていないが」サレルニターナ戦の現地の評価は? | セリエA
イタリアはまだ鎌田の潜在力を目にしていない
最後にピッチリポーターのトンマーゾ・トゥルチ記者が「カマダは今後、新指揮官の元でどこまで伸びるのか? われわれはまだ、彼のポテンシャルを目にしていないはずだ」と質問を投げかけると、マルコリン氏がサレルニターナ戦で79回のボールタッチを記録した鎌田について語った。 「確かに彼の攻撃のクオリティはまだ目にしていないかもしれない。しかし私はボランチの一角でのプレーの方が気に入っている。なぜだか教えよう。実戦的で1、2タッチでプレーし、絶えず動いていてボールロストも少ない。(前監督マウリツィオ)サッリ指揮下では、もう少し高い位置でプレーしていてボールロストが多かった。だがいまの位置ではより安定しているように見える」
2戦連続フル出場の鎌田の評価は?
そんな鎌田のプレーをイタリアメディアはどのように評価したのだろうか。イタリア紙『Corriere dello Sport』は及第点にやや届かない「5.5」と採点。「トゥドルの下で突然、居場所を見つけたが、ほとんど実力を示すことがなかった。守備において2回ほどボールを奪取したのが目に留まった程度だ」と綴り、プレーにやや不満を示した。 一方、『La Gazzetta dello Sport』は鎌田のパフォーマンスを「6.5」と採点し、高評価を与えている。「ポジションを守ってメカニズムの中にとどまっていた」とチームとの連携面を評価している。このほか、大手メディアの『Sky Sport』も「6.5」、『Mediaset』は「6」といずれも合格ラインを越える評価を下した。 試合情報 ジェノア vs ラツィオ 試合時間:2024年4月20日(土)日本時間1:30 会場:スタディオ・ルイジ・フェッラーリス
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