アーセナルのスミス・ロウ、クラブ史上最高額の移籍金を提示したフラムへ移籍か アルテタ監督も同選手の退団を示唆
アーセナルのエミール・スミス・ロウが、同じリーグに所属するフラムへの移籍に近づいているようだ。イギリス『The Guardian』など各メディアが報じている。 【動画|Powered up!】新シーズンの準備を進めるアーセナルの選手たち アーセナルはアメリカのロサンゼルスにてプレシーズンを送っており、現地時間7月24日にはボーンマスと対戦。1-1で90分を終え、PK戦の末5-4で勝利を飾っている。現在23歳のスミス・ロウもアメリカでのプレシーズンに参加しているが、ボーンマス戦に出場しなかったため、移籍が現実味を帯びているようだ。 スミス・ロウの獲得を狙うフラムは、先週に3000万ポンド(約58億円)のオファーを提示するも、アーセナルはこれを拒否。しかし、その後も同選手の獲得を巡り交渉を続けていたようで、『The Guardian』によると、フラムはアーセナルに対してクラブ史上最高額となる3500万ポンド(約68億円)のオファーを出し、交渉を順調に進めているという。 アーセナルを指揮するミケル・アルテタ監督はボーンマス戦後、試合に出場しなかったスミス・ロウの将来について問われると「現在、裏で色々なことが生じている。今日の試合に出さないことが最善と判断した」と語っており、フラムへの移籍が間近に迫っていることを示唆している。 アーセナルの下部組織出身のスミス・ロウは、2018年の9月にUEFAヨーロッパリーグのヴォルスクラ戦でトップチームデビューを果たした。近年は負傷に悩まされており、2023-24シーズンは公式戦19試合の出場に留まっており、ベンチを温める機会が多くあった。そのため出場機会を求めるスミス・ロウは今夏の移籍を噂されている。 また同じく下部組織出身のリース・ネルソンとエディー・エンケティアもアーセナル退団を噂されている。アルテタ監督はその2選手の移籍報道に対して「移籍の噂が流れることは普通のこと」と答えつつ、「この2人の献身的な姿勢とパフォーマンスを気に入っている」と評価している。 イギリス『Sky Sports』はプレミアリーグ昇格を果たしたレスターがネルソンを、ロベルト・デ・ゼルビ監督が就任したリーグアンのマルセイユがエンケティアの獲得を巡り交渉を続けていると報じている。
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