GTワールドチャレンジ・アジアの2025年カレンダー発表。日本は2戦、インドネシアで初開催へ
6月28日、クラウドストライク・スパ24時間の会場で、SROモータースポーツ・グループはプレスカンファレンスを行い、2025年のファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSのカレンダーを発表した。インターコンチネンタルGTチャレンジ鈴鹿1000kmを開催することになった日本では1戦が減り、2戦の開催が予定されている。 【2022年にも開催が予定されていたマンダリカ・インターナショナル・サーキット】 GTワールドチャレンジ・アジアはSROが運営するGTカーのシリーズで、コロナ禍では移動の自由がなくなったことからシリーズの開催ができなかったが、2022年から日本で4ラウンドを開催することでシリーズを復活させ、2024年からは日本チーム/ドライバーによる『ジャパンカップ』も創出した。 そんなシリーズは2025年も全6戦で争われることになったが、日本での開催は7月の富士ともう1戦のみとなった(ただし9月には鈴鹿1000kmの開催が決まった)。新たに開催されることになったのはインドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキット。MotoGPやSBKの開催地ともなっているが、2025年のGTワールドチャレンジ・アジア開催が初めての本格的な四輪レースの開催になるという。 シリーズは2024年同様、マレーシアで開幕。第2ラウンドとしてインドネシアを開催し、タイで第3ラウンドを行った後は日本に移り2ラウンドを開催した後、最終ラウンドを中国で迎えることになる。 「マンダリカでのGTレースは素晴らしいものになるはずだ。私はサーキットを何度か訪れているが、ロンボク島の美しさとサーキットの施設の質の高さにはいつも感銘を受けている。アジアにはこれほど素晴らしいサーキットはないだろう」とSROモータースポーツ・グループでGTワールドチャレンジ・アジアのディレクターを務めるベンジャミン・フラナソビッキ。 「我々のカレンダーにとって、非常に人気があるコースになることは間違いないだろう。今回の発表は数年に渡る作業の集大成で、GTワールドチャレンジ・アジアのスケジュールにインドネシアを加えることができ素晴らしいことだと思っているよ」 ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS 2025年カレンダー Round/Month/Circuit/Nationality 1/4月/セパン・インターナショナル・サーキット/マレーシア 2/5月/プルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキット/インドネシア 3/6月/チャーン・インターナショナル・サーキット/タイ 4/7月/富士スピードウェイ/日本 5/8月/TBC/日本 6/10月/TBC/中国 [オートスポーツweb 2024年06月28日]