【ラグビー】チーフスはマッケンジー、タウケイアホなど来日へ。ワイルドナイツ、スピアーズと交流戦。
リーグワンチームとの交流戦、「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」に参加するチーフス(ニュージーランド)の来日メンバーが発表された。 チーフスは、昨年のスーパーラグビー・パシフィックは準優勝だった強豪で、サム・ケイン(現・東京サントリーサンゴリアス)やブロディ ・レタリック(現・コベルコ神戸スティーラーズ)などの大物がいなくなったものの、今回のジャパンツアーにはニュージーランド代表“オールブラックス”経験者が10人スコッド入りした。 昨年のワールドカップに出場したFB/SOダミアン ・マッケンジー、CTBアントン・レイナートブラウン、HOサミソニ・タウケイアホ、LO/FLトゥポウ・ヴァアイ、FL/NO8ルーク・ジェイコブソンのほか、膝の重傷を乗り越えオールブラックス復帰を目指すCTBクイン・トゥパエアや昨年代表デビューしたFLサミペニ・フィナウは24歳の有望若手で、SHテトイロア・タフリオランギ、SOジョシュ・イオアネ、PRエイデン・ロスもテストキャップホルダーである。 マッケンジーは2022年に東京サントリーサンゴリアスでプレーしており、日本にもファンは多い。 LOジミー・トゥポウは昨年まで浦安D-Rocks(シャイニングアークス東京ベイ浦安)に所属していた。 チーフスにとって今回のクロスボーダーラグビーは、開幕まで1か月を切ったスーパーラグビー・パシフィック2024へ向けての大事なプレシーズンマッチとなり、元U20ニュージーランド代表PRシオネ・アヒオなどの新人や、タラナキの司令塔として昨年のNPC(ニュージーランド国内最高峰大会)優勝に貢献した22歳のジョシュ・ジェイコムなど、ワイダートレーニングスコッドからの昇格を目指す者たちにとっても、アピールチャンスのツアーとなるかもしれない。 チーフスは2月1日に来日する予定。そして、4日に埼玉・熊谷ラグビー場で現在リーグワン首位の埼玉パナソニックワイルドナイツと対戦し、10日には東京・秩父宮ラグビー場で昨季日本一のクボタスピアーズ船橋・東京ベイと激突する。