PSG、クヴァラツヘリア獲得を熱望。問題はナポリ側の要求する移籍金か
パリ・サンジェルマン(PSG)は、ナポリに所属するジョージア代表のクヴィチャ・クヴァラツヘリアの獲得に動いているようだ。『レキップ』が伝えた。 今季限りでの退団を表明しているキリアン・エンバペを欠くことになるPSGは、2022年にナポリに移籍して以来、評価を高めているクヴァラツヘリアとの契約を熱望しているようだ。『レキップ』によると、ルイス・エンリケ監督とPSGのスポーツディレクターであるルイス・カンポス氏は、クヴァラツヘリアがPSGで左サイドの攻撃のスターになれると考えているという。 ジョージア代表としてEURO2024に出場することが決まっているクヴァラツヘリアは、決して安価で獲得できるタレントではない。1億ユーロ(約170億円)に近い最初のオファーは拒否されており、このウインガーにそれなりの金額がかかることは明らかとのこと。22-23シーズンのセリエAにおいてチーム・オブ・ザ・シーズンに選出された23歳は、年齢を考えても全盛期にはほど遠く、ナポリとしても本当に大金をつぎ込むクラブを待っているとされる。 一方で、ナポリはクヴァラツヘリアの退団希望を受け入れる準備ができていないとも伝えている。『レキップ』によれば、PSGはイタリア側がクヴァラツヘリアの評価を下げる必要があるとし、6000万ユーロ(約102億円)という自分たちの見積もりに固執する構えだと伝えている。 ジョージア代表として初の主要国際大会に出場するクヴァラツヘリアの来季の所属先はどこになるだろうか。