【調査報道】市民に情報が閉ざされた百条委員会 非公開で隠されていた問題を独自取材~洲本市のふるさと納税をめぐる元職員の不正を調査~
メディア閲覧不可の記録資料 閲覧した他の委員にも取材
記録資料は委員もコピーができないルールのためサンテレビは、他の委員にも提出資料について聞き取りを行いました。 濱野隆委員(議員) 「2台と書いてありました。私は文書を見て、パソコンとプリンターとパソコンと記載があります」 2台と回答した濱野委員にその記録資料を再現してもらいました。すると、市内の文具店から委員会に送られた記録資料にはもう1台のパソコンが。 Q実際の記録提出は「2台」と書かれていたんじゃないですか? 木戸委員長「改めて記録提出の要求を見ると、正確に言うのがちょっと難しい部分があるんですけども、商品券を使用してパソコンを購入したとみられるのは2台なんですけども、請求書が未発行とか。その部分を浜辺副市長が商品券をその分をお金を渡した。商品券を引き上げた経緯もあるのでその部分で少し認識の違いもあって正確に伝えられなかった部分があるかもしれないですけども、平たく言うと2台」 (再現したフリップを木戸委員長に見せる) Q委員の証言から再現をした。これは記録の提出要求のあったものだが、2台と書かれているのであれば、私たちに2台という説明をちゃんとしなければいけなかったのでは 木戸委員長「まずこれをこういう形で出すのがいいのか私は今判断を持ち合わせていません。記録の提出があったものを他の方に教えてこういう形で出すというのがよいのかどうか判断がついていませんので。これについて合っているのか合っていないのかというのは、私は申し上げられない」 Q違う回答をしているじゃないですか。1台と答えたじゃないですか。私たちは見る手段がないんですよ。そういうルールが作られたので。 木戸委員長「2月の段階で私がどういう風に申し上げたか。正確に教えていただかないと」 Qあえてそこをお話しされなかった?その理由は何ですか? 木戸委員長「話したのではなくてきょう、きちっとお調べしてきょうこうやって話をしています。別に隠すということはしていません」