京都の老舗へおいでやす。京都旅行で訪れたい老舗の甘味処&和菓子みやげ6選
●SHOP INFO 粟餅所・澤屋(あわもちどころ・さわや) 住:京都府京都市上京区北野天満宮前西入紙屋川町838-7 TEL:075-461-4517 営:09:00~17:00 休:水・木曜、毎月26日
「みたらし団子」発祥の店は京都にあり! 下鴨神社門前の『加茂みたらし茶屋』
みたらし団子発祥のお店も京都にあります。そのお店があるのは世界遺産「下鴨神社」のすぐ近くで門前菓子として親しまれる『加茂みたらし茶屋 本家 亀屋粟義』。 みたらし団子といえば、一般的には3つの団子が1つの串に刺さっていますが、京都では5つ刺さっているタイプもよく見かけます。こちらでは4つと1つに分かれて刺さっていますが、これには理由があります。もともと「みたらし」という名前は、漢字で「御手洗」と書く下鴨神社内にある池の名前。この御手洗池に湧く水の気泡に見立ててお団子を作ったことに由来しています。
お団子の表面はカリッとしていて、中がギュッと密度高めに詰まった感じ。かかっているタレは、甘さの中に絶妙な香ばしさとコク、ほろ苦さがあり絶品です。
●SHOP INFO 加茂みたらし茶屋 住:京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53 TEL:075-791-1652 営:9:30~19:00(L.O.18:00) 休:水曜
【おみやげ】京都に千年前から存在する謎のお菓子「清浄歓喜団」
京都には、“日本最古”といわれるお菓子もあります。それが、1000年もの歴史がある老舗『亀屋清永』の「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」。 宗教的な意味合いのあるお菓子で、中の餡にはお清めとしてハッカや丁子、ニッキ、白檀など七種の香りが混ぜ込まれています。そのため、「食べるお香」と呼ぶ人もいるそう。香りで好き嫌いがハッキリ分かれるお菓子ですが、胡麻油で揚げて作られており、最初に胡麻油のいい香りを感じます。ぜひお試しあれ。
●SHOP INFO 亀屋清永(かめやきよなが) 住:京都府京都市東山区祇園石段下南側534 TEL:075-561-2181 営:8:30~17:30 休:水曜