石破茂氏

　10月１日総理大臣に指名される見通しの自民党・石破総裁が就任後、衆議院を解散し衆院選を１０月１５日公示、２７日投開票の日程で行う考えを表明しました。 　３０日午後3時からの会見で石破総裁が行ったのは、総理就任前の「異例の解散宣言」でした。 ●石破氏： 「新政権はできる限り早期に国民の審判を受けることが重要であると考えており、諸条件が整えば、10月27日に解散総選挙を行いたいと考えております。これは、全国の選挙管理委員会などの選挙準備の観点から、本日表明をさせていただくものであります。私からは以上です」 　衆院選は10月27日（日）投開票。そのためには、10月9日にも衆議院を解散しなければなりません。石破氏が総裁選で必要性を指摘していた予算委員会の開催は日程的に困難になります。 ●石破氏： Q:野党側は既に、予算委員会で議論をしてから解散をするべきであると反発をしております。予算委員会などを開催されるお考えはあるんでしょうかということと、もしされない場合、以前おっしゃられたような十分な議論をさせているとお考えでしょうか？ 「その点は私が総裁選挙の間に申し上げたことがそのとおりであります。予算委員会あるいは党首討論、これも委員会形式でございますけれども、その開催につきましては、これは党？の御判断というものでございますので、それに従いたいと思っております。いずれにいたしましても、国民の皆様方に御判断をいただける材料というものをきちんと整えるように努力は続けてまいりたいと考えております」 　異例の解散表明に県連の井林会長は。 ●自民党県連　井林辰憲会長： 「正直早いなって思いはあります。ただ決まった以上は、それそれの候補者が戦っていくということになると思いますが。県連としてもきちんとサポートしていきたいと思っております。政治と金の問題については強く厳しい態度で臨むということを県民の皆さんにお約束するこれにつきるだろうと思っております」