ブリヂストン子会社社員の自殺は「パワハラ原因」と遺族が提訴 労基署は労災認定も会社側は認めず
■「労働基準監督署がパワハラ認定 原告側には大きなこと」と神崎デスク
訴状によると、複数人が絡んでパワハラがエスカレートしていったとあり、亡くなった男性の恐怖というのは、相当のものがあったのではないでしょうか。 この点について番組コメンテーターの犬山紙子さんはこのように話します。 【犬山紙子さん】「犯罪者って言われるだったりとか、人の前で大声で怒鳴られるだったりとか、レッテルを貼られることは、普通にそのまま聞いても、パワハラに当たる行為なんじゃないかなと私は思います」 労基署は労災と認定しています。ここから裁判になるにあたってのポイントについて、関西テレビ神崎報道デスクはこのように話します。 【関西テレビ 神崎博報道デスク】「会社側としてはもうパワハラも認めないし、自殺についても認めないので、全面的に争うという姿勢です。一方で原告側、訴えた側としては、まず労働基準監督署がパワハラを認定しているというところが1つ大きいと思います。もちろん労基署の認定と、裁判は別物ですけども、公の機関が認めていることは大きなことなので、そこを軸に戦うのかなと思います」 裁判所はどのような判断をくだすのでしょうか。注目されます。 (関西テレビ「newsランナー」2024年12月26日放送)
関西テレビ