写真：Impress Watch

ストック素材大手のGetty Images(ゲッティイメージズ)とShutterstock(シャッターストック)は、合併による統合を発表した。合併後の企業価値は約37億ドル。新会社名はGetty Imagesとなり、引き続きニューヨーク証券取引所で「GETY」のシンボルで取引される。 合併後はコンテンツ制作、イベント報道範囲の拡大、検索、3D画像、生成AIなどの顧客向けテクノロジーへの投資を促進するとしている。さらに、合併後3年以内に、販売費および一般管理費と設備投資において、年間1億5,000万ドルから2億ドルのシナジー効果を見込んでおり、そのうち約3分の2は、最初の12～24カ月以内に達成される見込みとしている。 また、合併によりGetty Imagesの株主は新会社の約54.7%、Shutterstockの株主は約45.3%を所有する。 合併完了後、現Getty ImagesのCEOであるクレイグ・ピーターズ氏が、合併会社のCEOに就任する。合併会社は11名の取締役会を構成し、Getty ImagesのCEOであるクレイグ・ピーターズ氏と同社が指名する6名、現CEOのポール・ヘネシー氏を含む、Shutterstockが指名する4名で構成される。