車を買い替える際、ハイブリッド車を検討しています。毎年5000キロ以下の走行距離なのですが、乗り換える意味はないでしょうか?
年間の走行距離が5000キロ以下だとどのくらい節約につながる?
車の年間走行距離が5000キロ以下の場合のガソリン代を比較するために、今回はガソリン車とハイブリッド車を以下の燃費性能と仮定して計算してみました。なお、ガソリン代は1リッターあたり175円を想定しています。 ・ガソリン車:18.7キロメートル ・ハイブリッド車:30.2キロメートル 上記の条件で計算した結果年間のガソリン代は、ガソリン車は4万6791円、ハイブリッド車は2万8974円となりました。ハイブリット車の方が年間のガソリン代は1万7817円安くなりますが、車両購入価格がハイブリッド車の方が30万円高かった場合は約17年以上乗り続けないと車両購入価格の差額を埋められません。 車は10年もしくは10万キロが寿命といわれているため、年間の走行距離が5000キロ以下の場合は、節約効果は見込めないといえるでしょう。走行距離が変わらないのであれば、ハイブリッド車への乗り換えは見送った方がよいかもしれません。
年間走行距離が5000キロを下回る場合はハイブリッド車による節約効果に期待できない
ハイブリッド車は、年間走行距離がある程度なければ節約効果に期待できません。5000キロメートル以下の場合、約17年以上乗らなければ、ガソリン車より節約できるとはいえないでしょう。 そのため、もし今後も走行距離5000キロ以下なのであれば、ハイブリッド車への乗り換えはあまり意味がないかもしれません。自分の車の使い方に合わせて、ハイブリッド車に乗り換えるかどうかは慎重に判断してください。 出典 トヨタ自動車株式会社 ヤリス 本田技研工業株式会社 フィット タイプ一覧 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部