【アルゼンチン共和国杯・厩舎直送】古豪マイネルウィルトス悲願の重賞Vへ 21、23年の2着馬
[GⅡアルゼンチン共和国杯=2024年11月3日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2500メートル] 悲願の重賞戴冠となるか。2021年&昨年のこのレースを含めて、重賞での2着が4回ある古豪マイネルウィルトス(牡8・宮)。全休日の28日は、自厩舎の馬房で落ち着いた表情を見せていた。 「めちゃめちゃ元気ですよ。見た目は本当に全然変わらないです。あとは夏休みを過ごして、中身がどれくらいか」 担当の渡井厩務員が8歳になる愛馬の様子に頬を緩ませる。過去2回、このレースで2着になったときは夏場に使われていたが、今回は前走のGⅡ目黒記念(5着)から直行。休み明けで、動きが重いところがあるという。「コース相性と天気でどこまで、というところです」(同厩務員)。今週の調教でもう1段階、状態を上げたいところだ。 東京競馬場の芝2500メートルは4戦して2着3回5着1回と実績十分。ハンデは据え置きの57・5キロに決まり、同厩務員は「斤量も背負い慣れているからね」とうなずいた上で、「名前入りのゼッケン欲しいねん」と重賞ウイナーに与えられる名誉の調教ゼッケンを切望していた。
東スポ競馬編集部