食通の京都人が太鼓判!「1万円前後で楽しめる和食の名店」3軒
【四季なか村 [西陣]】 京都府京都市上京区丸太町通千本東入ル中務町491-40 営業時間/12時~13時、18時~20時(いずれも最終入店) 不定休 料金/昼3,850円~、夜7,480円~
「『而今 平たて(じこん ひらたて)』の“ハーフおまかせ”がありがたい」 ー細尾多英子さん[「HOSOO」ディレクター]
2022年の開業ながら、すでに京都人の馴染み店になっているのが「而今 平たて」です。安定感ある王道の味から、創作性もある新和食まで、幅広い料理を一品で注文できるのも、その理由でしょう。 店主の平舘亮祐さんは、料亭「西陣魚新」で基礎を身につけ、「余志屋 別館」では料理長も務めた気鋭の料理人。その料理は日々上質さを増していると評判です。冬に脂がのる氷見の寒ぶりは、ピリッとした香味がある辛み大根を添え、さらりと味わえるお造りに。 のどぐろなど、冬に食べたい味も豊富ですので、迷ったら分量なども含め、平舘さんに相談を。 【おすすめメモ】 最初の2~3品をおまかせでいただき、そのあとはアラカルトで好きな一品料理が楽しめる、“ハーフおまかせ”がおすすめ。到着してすぐにお料理を出していただけます。季節の白和えがとっても美味です! <写真>手前は「のどぐろと冬野菜の鍋仕立て」、奥は「寒ぶりのお造り辛み大根とうに添えとろみ醬油」各3,000円~。
【而今 平たて [御所南]】 京都府京都市中京区少将井御旅町352-1ラフト御所南1F 営業時間/17時~22時(土・日曜、祝日は15時~) 定休日/月曜 料金/夜おまかせ9品16,000円~、アラカルトあり 撮影=高嶋克郎 取材・文=中井シノブ 編集=吉岡博恵 須田秀子(婦人画報編集部) 『婦人画報』2024年2月号