【秋の簡単ごちそう】ホクホク「さつまいもの豆乳リゾット」。栗を使うより手軽! 白だしで味付けも楽
料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。 【画像】ホクホク美味「さつまいもと鶏肉の豆乳リゾット風」の材料と作り方を一気! どんなものであれ、作ろうと思ったそのこと自体が尊い。今晩はひと品、作ってみませんか?
秋の味わい「さつまいもと鶏肉の豆乳リゾット風」
秋が深まってきましたね、きょうは「さつまいもと鶏肉の豆乳リゾット風」なんて料理をご紹介します。簡単にいえば洋風雑炊ですが、なかなか秋めいた味わいでおいしいのですよ。白だしを使って味つけも簡単、ぜひお試しください。 ■材料(1人分) ・さつまいも:60g ・鶏もも肉:80g ・ごはん:80g程度(ごはん茶碗に半分ぐらい) ・調整豆乳:150ml ・水:50ml ・白だし:小さじ2 ・黒こしょう:少々
「さつまいもと鶏肉の豆乳リゾット風」作り方
■作り方 (1) さつまいもはサッと洗って水気をふき、1.2~1.5センチ角に切る。鶏もも肉は皮を取りのぞいて、さつまいもと同じぐらいの大きさに切る。 今回の手間はここだけ! 大きさもざっくりで構いません。 (2)鍋に(1)、ごはん、豆乳、水を入れて火にかけ、一度沸かす。 (3)沸いたら白だしを加えて中火にし、ぐつぐつ煮えるぐらいの状態で6分間ほどときおりかきまぜつつ煮る。 (4)お皿に盛って、黒こしょうをひけば完成! さつまいもの甘みと塩気がいい対比、鶏のうま味をいっぱい吸ったごはんがおいしいですよ。白だし、豆乳と相性が◎。私はミツカンのものを使っています。 秋には栗と鶏肉のクリーム煮なんてメニューが食べたくなるのですが、栗は下ごしらえが大変ですよね。さつまいもに代えてやってみたらなかなかおいしかったので、手軽に食べられる1品を考えてみました。 ぶなしめじやエリンギを加えて煮るのもおすすめ。その際は3~4センチ幅に切ってください。仕上げに粉チーズを振ってもいいですね。 これから寒くなってきます。あったかいごはんをしっかり食べて、風邪を寄せつけないようにしていきたいですな。それではまた、来月! 白央篤司(はくおう あつし) フードライター、コラムニスト。「暮らしと食」がメインテーマ。主な著書に、日本各地に暮らす18人のごく日常の鍋とその人生を追った『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)がある。
白央篤司