レスリング須崎優衣選手「ロス五輪は金を」 長野・諏訪市長を表敬
2024年パリ・オリンピックのレスリング女子フリースタイル50キロ級で銅メダルを獲得した須崎優衣選手(25)が5日、所属するバルブメーカー・キッツの関連工場がある長野県諏訪地域を訪れ、金子ゆかり・諏訪市長にメダル獲得の報告をした。 パリで、東京五輪の金に続く連覇が期待された須崎選手は初戦で敗退したものの、3位決定戦で勝って銅メダルを手にした。その時の心境について「オリンピックに魔物はいない。敗戦は自分の準備不足だった。今後の成長の糧をいただけたのですごく大きな銅メダルになった」と語り、「やるしかない、勝つしかないと思い、やり切ることと、会場で応援してくれた皆さんに笑顔で帰ってもらいたいという思いで戦った」と振り返った。金子市長は「とても価値のある銅メダルですね」とたたえた。 28年ロサンゼルス五輪については、「金メダルを奪還して皆さんに恩返しできるよう頑張ります」と決意を述べ、金子市長は「必ず達成してください。応援しています」と期待した。 須崎選手は4日に山梨県北杜市と長野県茅野市を表敬訪問、6日には伊那市と関連工場を訪れる予定。【宮坂一則】