20代のうちに年収「800万円」を超える人はどのくらい?平均的な給与だと、何歳ぐらいで「800万円」に届きますか?
そもそも年収800万円は一握りの存在
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、800万円を超える人は全体の11%でした。800万円以上の年収と性別ごとの割合は表3のとおりです。 表3
出典:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」より筆者作成 収入を申告している人全体でも、年収が800万円を超えるのは11%と一握りの存在であることがわかります。
年収800万円を超えるのは何歳からなのか?
年功序列や勤務年数に応じた昇給や昇進がおこなわれている日本企業は、今もなお数多く存在しています。 そこで、年収800万円を超える年齢を推測するため、年代別の平均月収を表4にまとめました。 表4
出典:厚生労働省「令和5年 賃金構造基本統計調査の概況」より筆者作成 月収1.04ヶ月分の賞与2回分を含んで年収800万円にするためには、月57万円が必要です。 表4をもとに考えると、大学院を卒業した人が50代に入ると、年収800万円を超える可能性が高くなるといえるでしょう。
20代で年収800万円を超える人は、いたとしてもごくわずか。平均的でも50代に入ると届く可能性が高い
20代で年収800万円を超えようと思ったら、平均年収の2倍を超える稼ぎが必要です。そもそも、年収800万円の壁を超えている人はそう多くありません。 とはいえ、働き方が多様化した近年なら、アイデア次第で20代でも高い年収を目指せるのではないでしょうか。 出典 厚生労働省 令和5年 賃金構造基本統計調査の概況 厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和4年2月分結果速報等 国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部