世界1位サバレンカ 逆転勝ちでツアー18度目V「かなりいい感じ」<女子テニス>
ブリスベン国際
女子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)は5日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・サバレンカが予選勝者で世界ランク107位のP・クデルメトバを4-6, 6-3, 6-2の逆転で破り、2年ぶり2度目の優勝を飾るとともに、ツアー大会で18度目のタイトルを獲得した。 【全豪OP 日本勢男子 予選1回戦】 世界ランク1位のサバレンカは、昨年の同大会で当時世界ランク4位のE・ルバキナ(カザフスタン)に0-6, 3-6のストレートで敗れ、大会連覇を逃した。今年はその雪辱を果たすべく大会に臨み、4試合に勝利して決勝に駒を進めた。 決勝戦の第1セット、サバレンカは先に第3ゲームでブレークに成功するも、その後2度のブレークを奪われ先行を許した。それでも第2セットは、ファーストサービス時のポイント獲得率が92パーセントと調子を上げ、2度のブレークを奪いファイナルセットに突入した。 ファイナルセットでは、先に2度のブレークを奪い、第7ゲームで1度ブレークを返されるも、最終第8ゲームで3度目のブレークに成功したサバレンカが、1時間47分で2年ぶり2度目の優勝を果たした。 女子テニス協会のWTA公式サイトにはサバレンカのコメントが掲載されている。 「自分のプレーをかなりいい感じで掴めていると思う。精神的にも肉体的にも全豪オープンに向けて準備はできている。この1週間の内容には本当に満足しているし、このトロフィーを持ってメジャー大会に臨むのはすごく大事なことだと思う」 今後サバレンカは、12日に本戦が開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場を予定している。