広島・アドゥワが6回3失点で降板 要所を締められずリードを許す 先発陣では6試合ぶりのQS達成も援護なし
「広島-巨人」(21日、マツダスタジアム) 広島・アドゥワ誠投手が6回8安打3失点で降板。要所を締められず、リードを許しマウンドを降りた。 【写真】痛っ!岸田の打球が体に直撃するアドゥワ 課題の立ち上がりを攻められた。1死から浅野に四球を与えると、吉川には右前打。岡本和に甘く入ったスライダーを左前に運ばれ、先制点を献上した。試合前までのイニング別失点数では初回に最も多い14失点を喫しており、この日もデータ通りとなった。 五回には2死三塁から浅野に左翼線への適時二塁打を浴びると、六回には2死満塁から横川に右前適時打を許し、3失点目。結局、六回まで投げ抜き、チームの先発陣では14日・阪神戦の森以来、6試合ぶりのクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成するも、打線の援護はなかった。 今季、巨人に対しては4試合に登板し、2勝0敗、防御率1・20をマーク。“巨人キラー”に連敗ストップを託したが、厳しい展開が続いている。